この記事は『エロい本棚アドベントカレンダー2022』の7日目です。
一度『BLEACH 千年血戦篇』第1話を見てから読んでください。
第1話には、8分56秒、9分18秒、10分30秒の3カットで黒崎一護の部屋の本棚が登場する。ここに並んでいる本や雑誌から、黒崎一護の人となりを想像していこう。
まずシークバーを9分18秒に移動してほしい。こういうアルミパイプ棚でむりくり本棚を作るのめちゃくちゃやりがちで、筆者もまた学生時代によくやっていたことを思い出す。
まず目に止まるのが濃い紫色のデザインが配された箱入りの大きな本、**福音館書店の『ガリヴァー旅行記』**だ。この箱は福音館古典童話シリーズのもので、ガリヴァー旅行記もよく古書店で見かけるためわかりやすい。きっと一護が小さいころに親戚からプレゼントされたもので、今さら熱心に読み返すわけでなし、でも捨てるにも忍びないし、ということでブックスタンド代わりになっているのではないだろうか。
その横には、背表紙からして岩波文庫とちくま学芸文庫が平積みされている。ちくま学芸文庫から詳しく見ていこう。