まえがき

このテキストは「夢小説 Advent Calender 2023」の1日目です。

夢小説 Advent Calendar 2023 - Adventar

去年もアドベントカレンダーをやっていました。

エロい本棚 Advent Calendar 2022 - Adventar

本棚の話題に続いて今年は「夢小説」。

かなり毛色は違いますが、内容的に重なる部分もあることでしょう。2023年の個人的に興味深かったテーマなので、色々と語ろうと思います。

で、夢小説ってなに?

夢小説(夢SSとも)というのは、小説のいちジャンルです。著者あるいは読者自身が登場するという点が、一般的な小説とは異なっています。

「著者と読者はだいぶ違うんじゃないか?」と思われるかもしれませんが、著者にとっては自分を登場させて書いているものですし、読者にとっては登場するキャラクターを自分自身に置き換えて読むことも、著者自身に置き換えて読むこともできる形式のものなので、この両方が成り立ち得る文章表現なのです。

私について知っている人はもしかしたら「なんでそんなことについて記事書いてるの?」と思われるかもしれませんが、2022年末から私はこの夢小説を書いているのです(こっそりとね)。

私が書いているのは夢小説のなかでも、「著者が自身の色を出していて、読者があまり自己投影しづらいであろうタイプの夢小説」で、つまりは「自分は推しとこんな感じのやりとりをしているよ」という内容のものなのです。

なんでそんなもの書くの?

あらゆる文章表現について自明ですが、文章を書くモチベーションは多かれ少なかれ「誰かに読んでもらいたいから」です。そして、やはりその他のあらゆる文章表現について当てはまるように、この「誰か」には自分自身をも含みます。

自分でも読みたいし、人にも読ませたいから書いています。

なんで読みたいの?

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